先週の話になりますが、2カ月に1回のペースで開催をしている、名古屋・愛知県を中心に活動しているFP(ファイナンシャルプランナー)が事例を共有し、学び合うFPリアルねた共有会の第6回目を行いました。

緊急事態宣言下ということもありますが、いつも通り、Zoomでの開催。

コロナ禍でスタートしたのですが、もしかしたらコロナ禍だからスタートできたのかも・・・と思ったりしています。

というのも、これが2カ月に1回でもリアルに集まってやろうと思うと、開催場所、移動時間、終わってからの懇親会(!?)と、設営もなかなか大変なものがありますが、毎回同じZoomのIDとパスで、時間になったら、それぞれの参加しやすい環境(自宅or事務所)から気軽に参加できますからね。

さて、そんなFPリアルねた共有会、いつもの4人のFPの参加のもと、共有内容は発表順に以下の通りとなりました。

廣江淳哉(私)『住宅ローン40年時代/フラット35Sよりも金利が低いフラット○○』

ライフプラン作成依頼をいただく方の半数程度は「これから家を買おうと思っていて・・・」という住宅購入希望の方々ですので、住宅ローンについても相談を多々いただいています。

その中で、住宅ローンの借入期間は35年が最長(親子ローンなどを除く)と思いきや、今は40年という選択肢も出てきたというお話が1つ目。

そして2つ目は、全期間固定金利のフラット35について、ある一部の人だけが利用できる、通常のフラット35Sよりも金利が低いフラット○○というのがあるという話。

竹内道子FP 『アメリカ長期金利について』

いくつかの統計を踏まえた今後のアメリカ長期金利の動向について話を伺いました。今まで目にしたことがない統計なども紹介してもらい、金利推移の予測の立て方などを学ばせてもらいました。

正井靖之FP 『働けなくなった時の保険』

最近、就業不能保険なんて言われる保険も出てきましたが、具体的にいくつかの会社の商品を事例に説明をしてもらいました。

正井FPからの説明に加え、自分や他のFPからも「ここの保険会社の商品はこうだよね」などと大盛り上がり。

保険会社によって「働けなくなる」定義が異なりますので、ご加入を検討される方は要注意ですよ。

草野芳史FP 『ワンルームマンション投資』

ワンルームマンション投資を始める若者が増えているらしく、こんな点には注意しないといけないとのお話でした。

私自身は実物の不動産投資はしていませんので、改めて「そうだよねぇ」とリスクの整理をさせてもらいました。

ということで、今回も3時間を超えるFPリアルねた共有会。

我々のように個人で活動しているファイナンシャルプランナーはセミナーや相談の受けられる数に限界があります。

ですので、他のFPの相談等を通した事例を聞けることは、自身が経験したことがない内容を学べ、知識としては知っているだけになっていることなどを再認識したり、整理できたりするので、貴重な時間だと感じます。

発表をしていても、「へぇ~」とか「知らなかった」なんて言われると嬉しくもなります(笑)

ちなみに、これが今回のスクショ。

ふと思ったのですが、毎回、同じ並びになっています。Zoomの配置で表示名順とかあるんですかね。

さあ、次回は2か月後の7月。

どんな話が聞けるか楽しみですし、どんな話ができるかもご相談を受けながら考えたいと思います。