皆さん、はじめまして。名古屋駅前に事務所を構える、ひろえFP社労士事務所の廣江淳哉です。

コラム開設にあたり、「初心忘るべからず」とも言いますので、「なぜ、ファイナンシャルプランナーとなり、独立開業したのか」を改めて書きたいと思います。

(実は、よく聞かれるんですね。お客様やFPを目指している人達に・・・)

まず、ファイナンシャルプランナー(FP)という資格に私が出会ったのは2008年。私が33歳の時です。

元々、数字は好きな方で、金銭感覚としてはコツコツと貯蓄派(笑)。

そんな私がFPの勉強を通して、経済のこと、社会保障制度のこと、金融商品のことなどを学べば学ぶほど、「へぇ~知らなかった」と知識欲が掻き立てられ、楽しくなり、3級・AFP(2級)、CFP、1級と一気にFP資格を総取得しました。

学生時代は勉強は好きな方ではなかったので、こんなに学ぶことが楽しいのかと驚きもしました。

そして、FPの勉強を始めたことで初めての経験をしました。

それは、FPの勉強をしていることを知った家族や親戚、友人達からお金の質問(相談)を受けるようになったことです。

・お父さんが亡くなったら年金はどうなるの???

・介護保険って何???

・住宅ローンってどう選べばいいの???

・保険の見直しをしたいんだけど、どうしたらいい???

この時に感じたことは、「自分だけじゃないんだ。みんな、お金のことって知らないんだ」ということ。

よくよく考えると、学校で年金や健康保険制度のことは学んだことはなかったし、生命保険や住宅ローン、投資信託といった金融商品のことも学んでこなかったので、知らなくても当然かとさえ感じました。

で、「あっ!!」と思ったんですね。

❝お金の相談❞って、仕事として成り立つんじゃないかと。

すぐに図書館に走りましたよ(笑)。で、「FPで独立するには」というような本を借りました。

ただ、そこには「FPは金融機関に所属するのが一般的。独立開業は困難。」との記載が・・・。

すると、自分の中で、なぜか「よし、やろう!!」ってなりました。

仮に「誰でもFPとして簡単に独立できます」って書いてあったら、FPになっていなかったかも・・・とさえ思います。

そんな、ある意味、勘と勢いで、未経験ながらもFPとして、いきなり独立開業することにしたのでした。

・・・あれから11年。

本当に多くのお客様にご相談やセミナー等のご依頼をいただけ、ここまでやってこれました。本当にありがたく感じており、幸せな人生を歩ませていただいていると、感謝しています。

これからも、若かりし日の自分のように、お金のことをよく知らないという人達のために、丁寧なご説明やライフプランによって家計の将来を数字で体験していただくことで、知らないことによる迷いや心配、不安を解消できるよう、私にできる最大限のサポートをさせていただく所存です。

お金のことで「どうしよう・・・」と思われた際は、是非ご相談ください!!