※動画でご覧になりたい方は上記の『FPパパちゃんねる』よりどうぞ。

本日は、確定拠出年金をされている方に年に1回は届く、取引状況のお知らせについて。

写真(動画)の私が持っている封筒と全く同じ封筒が届いているという方もいらっしゃれば、ちょっと違うけど似たのが届いたという方もいらっしゃると思います。

中を開けてじっくり確認しているという方もいらっしゃれば、私のものでも10ページ以上ありますので開けたけどよく分からなかったという方、あるいは開けていないという方もいらっしゃるかもしれません。

で、どんなことが書いてあるかと言いますと、「作成時点での資産状況」「前回のお知らせ作成時点(1年前)の資産状況」「この1年間の取引の内容」「配分変更の履歴」「加入期間」などが書いてあります。

私自身の話になりますが、確定拠出年金はもらえるのが60歳以降とまだまだ先で10年以上ありますので、WEBなどで日々資産状況をチェックなどはしておらず、唯一、このお知らせが届いた際にチェックしている程度です。

で、どこを見て何をするかと言いますと、見る箇所は2つで、することは1つです。

まず、見る箇所ですが、1つは、最初の方に書いてある作成時点での資産状況。そして、もう1つは最後の方に書いている掛金の購入資産の配分です。

要は、毎月の積立で購入している配分と、実際の資産運用を経た上での資産配分の乖離を見ています。

そして、することは何かと言うと、乖離がある場合は、割合が増えている資産を一部売却し、割合が減っている資産を購入するスイッチングを行います。

その意図は、値が上がっているものを一部利益確定し、値が下がっているものを安く仕込みをすることです。

投資の世界で言う「リバランス」ですね。

ちなみに、今回は1%程度の乖離でしたのでリバランスはせず、様子を見ることにしましたので、また1年後ですかね(笑)

ご参考になさってください。

ファイナンシャルプランナー&社会保険労務士 廣江淳哉